苔緑日記。

ロバート・ロドリゲスの最新作「シン・シティ」を観に行ってきました。
「デスペラード」「フォー・ルームス」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などのロドリゲス作品がだいすきで、久しぶりの彼の映画、出演者も豪華で期待がふくらみます。


　　ブルース・ウィリス　　『ダイハード』
　　ジェシカ・アルバ　　『ファンタスティック・フォー』
　　ミッキー・ローク　　『マイ・ボディーガード』
　　イライジャ・ウッド　　『ロード・オブ・ザ・リング』
　　ブリタニー・マーフィー　　『8ｍｉｌｅ』


特に、だいすきなこのふたり。
　　ベニチオ・デル・トロ　　　『スナッチ』
　　マイケル・マドセン　　　『レザボア・ドッグス』
ふたりとも、とっても嫌なやつでした。
でもでもすてき。　
きゃー。


　＊　あらすじ　＊
暴力にまみれた救いようの無い荒んだ罪の街＝シン・シティに暮らす３人の男たち。
罠にはめられ、裏切られ、奪われ、追われ、憎む。
そして、その中で出逢った奇跡の愛。
愛する人のために、絶対的な闇の権力を相手に、とうてい敵わないいことを承知で立ち向かう３人の物語が交叉する。


暴力的なシーンも多く(R－１５指定)刺激の強い内容ですが、愛する人のために孤独に闘う３人がとにかく格好よく、また白黒ながらも豊かな質感の映像がとてもうつくしい。
そして、一部分だけ使われるカラーの効果もすばらしい。
原作のアメリカン・コミックの作者・フランク・ミラーも監督に加わり、斬新な手法でコミックの世界を表現しています。
クエンティン・タランティーノもちらりと参加。
映像美にため息の、期待通りたのしめた「シン・シティ」でした。