2006年06月20日

「花伽藍」

西荻図書館で借りた中山可穂さんの短篇集。

なまなましくてかしましくてしぶとくて狡猾で不器用でひたむきで烈しくてわがままで可愛らしいおんなたち。

弱さも狡さも身勝手さも醜さもうつくしさも。
凡てが眩しくて。

「おゝチルシスとアマントが
庭に出て来て遊んでる」
ひさしぶりによい本に出逢っちゃった。



Posted by ケロンパ at 22:32│Comments(0)
 
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