センチメンタル沖縄。

ケロンパ

2006年02月18日 23:47

アラーキーの新刊『荒木センチメンタル沖縄 1971-2005』をみました。
アラーキーの撮ったオキナワはねっとりとした亜熱帯の空気が詰まっていて、(写真とは関係無いのだけれど)季節はずれに行った島を想い出しました。
桜坂、天久の外人住宅地、よく知っている場所、人、空。
それはわたしの住む街、住む島の風景なのに、よく知っている筈の風景なのに、初めてみる街の風景なのです。
わたしは無性にそこへ行ってみたくなりました。
アラーキーの(写真の)オキナワの湿度が、わたしをオキナワに誘うのだと想いました。
図書館で出逢った本ですが、是非とも手に入れたい作品。
『陽子』『花曲』と並び、だいすきな作品です。

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