細胞が息を吹き返す土曜、または樹上の羽根。
よく晴れた土曜、試験勉強から解放された山羊さんとおさむと盧花公園へ行ってバトミントンをしました。
ほい。
ほーい。
はいっ。
それー。
あはー。
もめんー。
わたしと山羊さんの間をはねが翔び、その様子を少し離れた木陰からおさむがにこにこと見ています。
羽根が木の枝に引っ掛かってしまう事、数回。
熱中し過ぎて木陰のおさむの存在を忘れかけては謝って。
利き手では無い左手で羽根を返したり、しりとりしながら羽根を拾ったり。
た、たのしいー。
日頃の運動不足を挽回する如く息荒くラリーは続き、連れて、好きに打っていた羽根も相手が打ち易いよう気遣い出来る余裕も生まれ。
ああ、たのしいー。
躰がよろこんでいる、細胞が声をあげてよろこんでいる。たのしいね、気持ちいいね、しあわせだね。
息が切れ、ベンチで憩みながら本を読んでいるうちに何時の間にか眠りにぽとん…。
目が醒めると、隣りでおさむが微笑んでいました。
帰り道、車を運転させて貰いました。
初トキオ車道、BGMは木村カエラ「YOU」、YUKl「メランコニスタ」「JOY」。
風を切るスターレット、車中はやさしい空気で充ちて。
素晴らしい土曜でした、またゆこうね。