旅立ちの日、ぱたぱたぱた。

ケロンパ

2006年05月06日 23:25

徹夜で片付けを敢行し夜が明て2時間程仮眠。
眠った気がしないまま東京への準備の最終確認している内にあっ! と言う間に空港へ向かう時刻。
1年間お世話になった家に別れを告げ感慨に耽る間も無くぱたぱたと出家。
が、家を出て直に財布(チケット入り!)を忘れた事に気付き又もや家へ…。
うっかりうっかり。

改めて家にさよならをし途中でよちをピックアップし空港へ。
車中家族や友人達からの電話がりりりん鳴りしきり、皆一様に「空港に着いたよ! 苔さん今何処?」
ご免なさい只今大急ぎで向かっております!

出発の時間までビールを飲みながらゆるり過ごす筈が慌ただしく忙し無く。
くすん。

でもでも皆さん、黄金休日の中日にわざわざ見送りに来てくれてすごく嬉しかったです。
お餞別まで戴いて有難う存じます。
嬉しくて嬉しくて、嬉しいぞう。

父からの言葉「無理はし過ぎるなよ」を胸に無理が過ぎないよに、しかしきちり努力していつの日か沖縄に帰って来たい。
先ずキャリアアップの為にトキオでがむばるぞう。
きゃいきゃいと見送られ、あははーと手を振り、ぱたぱたと飛行機に乗り込みます。
いつでも眠りに入れる態勢で手紙を読むと、張っていたこころが緩みほろり泣きそうでした。
どどど。
ああ、なんだか急に淋しさと切なさと不安が押し寄せて来ました。
くすんくすん。
泣くな苔緑!
長い(であろう)生の中で成長の為に必要な事、得るものも沢山だと思っているから。

しかし飛行機の窓から見下ろした海のうつくしいこと。
さようなら、さようなら。
いつの日か、別の日か。
またね。